クオリティの高いものに当然の対価を。
ではなく、
ポテンシャルが高いものへの対価。
それが、「ネイバーズプロジェクト」。
コーヒー最大の生産国ブラジルは、広大な土地に大農園が点在しているイメージですが、
実際には中米のような家族経営の小農家も多く存在します。
ポテンシャルが高い生産地でも、十分な精製設備や環境がなく通常品の原料として流通していくことが多く、生産量が少ない小農家では相場が低迷するとコーヒー栽培を継続することが困難になります。
そんな背景から去年一年間当店がお世話になったサンタアリーナ農園では今年から「ネイバーズプロジェクト」という新たな取り組みがスタートしました。
近隣農家のコーヒーチェリーを受け入れ、生産処理のサポートを行うことで、スペシャルティコーヒーグレードに品質を向上させ、シングルエステートとして流通させるプロジェクトです。
そして、サンタアリーナ農園のコーヒーとしてではなく、各農園毎に分けることで品質レベルを明確にし、直接生産者へ対価が支払われる仕組みを可能にしています。
サレドコーヒーでは、このプロジェクトの取組みに賛同し、持続可能な取引を目指しています。
【カショエイラ農園】
農園主:Aparecida女史 Lucia Ferreira Rodrigues氏
設立日:1912年
農園面積:22ha
栽培面積:10ha
標高:1,100mー1300m
栽培品種:ムンドノーボ亜種、カツアイ亜種
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